【事業責任者が語る戦略】
大森氏のビジョン:「Amazon級」への挑戦

大森氏が描く壮大な事業戦略
大森氏:我々SBSはEC物流では後発ですが、大きな旗印を掲げて本気で市場を取りにいきます。今期から来期がまさに正念場です。「今まで通りのやり方でスケールさせるのはちょっと難しい」、「やり方を変えなければ延びない」局面に来ています。ですから、現体制のやり方を90度変えるくらいの覚悟で、オペレーションを抜本的に革新していく必要があります。
最終的には「Amazon級のスピード&コスト」をSBSブランドで提供するのが目標です。これは簡単な挑戦ではないので、「来年僕たちのチームがいなくなってる可能性もゼロではない」という危機感を持って臨んでいます。トップ層の力も借りながら、必ずやり遂げます。
【戦略実現の第一歩】WMS改革のリアル

EC事業拡大を進める上で、WMSに関してどのような課題を感じていましたか?
柴田様:
我々、事業推進部はEC専属チームとして発足しました。しかし、従来主として利用していたSBSグループ製のWMSは、B2B向けに作られており、EC特有のスピード感には課題がありました。フルカスタマイズを前提とするため、どうしても開発に時間がかかってしまうんです。
丸本様:
ECのお客さまからは「2~3ヶ月で立ち上げてほしい」という要望が多いのですが、従来のスクラッチ開発では半年以上かかることもありました。このリードタイムの長さが大きなボトルネックでしたね。また、EC特有の波動への対応や、現場での柔軟な変更が難しいという側面もありました。
- 開発期間の長さ:ECの求めるスピード(2~3ヶ月)に、スクラッチ開発(半年~)が追いつかない
- 柔軟性の低さ:現場での急な変更やEC特有の要件への対応が困難
- 運用負荷:カスタマイズによるコスト増と属人化のリスク
【コマースロボ選定の決め手】
EC案件獲得の武器となったスピードと柔軟性
課題解決のために「コマースロボ」を選ばれた決め手は何だったのでしょうか?
丸本様:
やはり導入スピードですね。標準部品が充実していて、早ければ2~3週間、通常でも3ヶ月程度で立ち上げられる。これはEC案件では圧倒的な強みです。「とっつきやすかった」というのもあります。
柴田様:
我々が特に魅力に感じたのは「ロボット」機能です。処理フローなどをノーコードで、現場レベルで組み替えられる。従来ならシステム会社に依頼していたような改修が、自分たちでスピーディーにできる。これは運用負荷の軽減と柔軟性の向上に直結します。
丸本様:
UI/UXも決め手でした。Webベースで分かりやすく、お客さま(荷主)にも一回の説明で理解してもらえる。

なぜ「コマースロボ」だったのか?
圧倒的な導入スピード
EC案件の要求に応える最短2~3週間の立ち上げ
現場主導の改善力(ノーコード)
プログラミング不要で、現場が自ら業務プロセスを柔軟に構築・変更可能
優れたUI/UX
直感的で誰にでも分かりやすく、荷主への説明も容易
【導入効果】EC案件獲得力と現場効率の劇的向上
コマースロボ導入によって、具体的にどのような変化がありましたか?
柴田様:
まず、営業の強みになりましたね。「立ち上げられますよ」とECのお客さまが求めるスピード感で言えるようになったのは大きいです。
丸本様:
効率面では、API連携などを活用して手作業を大幅に削減できました。従来ならExcel管理だったような業務も自動化の提案ができます。システムをコマースロボに乗せ換えたお客さまからの問い合わせが減ったというのも、分かりやすさ、使いやすさの表れだと思います。
柴田様:
従来システムでは難しかったバッチ処理の切り分けやデータ出力なども、コマースロボの標準機能でかなりカバーできるようになったので、作業性が格段に向上しました。
コマースロボがもたらした変化
提案力・受注力の向上
短納期対応が可能になり、EC案件獲得の大きな武器に
劇的な業務効率化
API連携や標準機能活用で手作業を削減
顧客満足度の向上
システムの分かりやすさから、導入後の問い合わせが減少

導入後:コマースロボの標準機能により業務効率が大幅に向上
【大森氏が描く今後の展望】ロボット活用とAI統合への道筋
未来のテクノロジーと現場オペレーションの融合
大森氏:我々の最終的な目標は、「Amazonさんに近いような物流サービスを僕たちSBSとしても提供していきたい」ということです。そのために、切っても切り離せないのがロボット活用です。
「ECの汎用型のロボットを...しっかり使っていくことができるかできないかが、成功のラインになってくる」と考えています。まだ2段階くらい手前ですが、目指すところはそこであり、必ず到達します。将来的にはロボットとWMSを完全に統合し、AIの需要予測で自動出荷するところまで見据えています。そして、こうした未来のテクノロジーと現場のオペレーションを繋ぐ柔軟な土台こそが、今回導入した「コマースロボ」なのです。
この基盤の上で、東西の拠点で「365日16時間稼働ができるような物流センター」を運営する。さらに、SBSならではの強みとしてラストワンマイルも強化します。今ある読売新聞さんのYC便ネットワークに加えて、メルカリさんと組んで進めている置き配便が本格化すれば、これも大きな武器になります。
オペレーション革新とラストワンマイルの複合モデルで、他社にはないサービスを構築していきます。
- ロボット統合:WMSとロボットの完全統合による自動化推進
- AI活用:需要予測による自動出荷システムの構築
- 365日16時間稼働:東西拠点での高稼働率物流センター運営
- ラストワンマイル強化:YC便ネットワークと置き配便の活用